個人的な日記

個人的な日記です。

2019.12.16

一概に全てとは言わないが、
90年〜00年代はなんとなく曇り空のイメージがある。私はそれが好きである。

カッコーの巣の上でとか、キスミントのCMみたいな。キスミントのCMみたいな世界観で生きていたい。ドリブルはできない。

昼休憩で時々行く職場からほど近いビルの中、メイドカフェだらけのテナントの一角に中華料理屋がある。
BGMは有線ではないようで、ラブ・サイケデリコのアルバムが流れている。
「この曲好きなんだよね」と二十歳の部下に言ってみたがキスミントというガムがあったことすら知らないようだ。
時代は令和だ。
そんな部下も先月で辞めた。

ラブ・サイケデリコの歌詞によく出てくる言葉がある。
曖昧、narrow、losers、憂鬱。
口にだしてみてもフニャフニャでもごもごするような語感である。
と言っても詳しいわけでも特筆すべきファンでもなく、ベストアルバム1枚を中学の時なんとなく繰り返し聴いていたくらいなのだが。

バブルもはじけてどんより薄暗い雰囲気が続き、
でもまだ全く希望が無いわけではないんじゃないかという空気があったのではないだろうか。

日本の未来は誰もが羨むイェイイェイウォウウォウなんて曲は令和となった現在ではどう転んでも生まれない気がする。というごくごく浅いJ-POP考。

何が言いたかったのかわからなくなってきた。
曇りの日と吸い込む空気に、思い出がない混ぜになって曖昧で憂鬱でlosersだ。